安全対策上、お年寄りのいる家庭では、浴室には、出入口付近、浴槽の縁、水栓のついている壁などに、水平手すりやL字型の手すりを取りつけましょう。玄関には、玄関の昇り降りがスムーズにできるように、壁面に手すりを設置して、安全第一を心掛けましょう。次に、家の中で一番けがの多いところと言えば、階段です。転落事故などを未然に防ぐために、壁には、手すりを取りつけ、さらに、滑らないように、すべり止めを活用しましょう。
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このほか階段には、すべりにくい材質のもの、たとえばじゅうたんなどを使うといった安全対策が必要です。トイレには、便器の近くに楽に用を足せるように、手すりを取りつけて、立ち上がる際の動作をサポートしたり、廊下の壁にも手すりを設置し、危険防止を図りましょう。手すりの材質としては、浴室やトイレなどの水回りの部屋の手すりは、なるべく、サビにくい、耐久性のある材質、たとえばステンレス製のパイプなどを選び、玄関、階段、廊下には、触ると冷たいスチール製は敬遠して、手ざわりのよい木製の方が好ましいでしょう。手すりの断面は、円形など、なるべくつかみやすい形のもの(直径4センチ程度)が安全です。廊下や階段の手すりの高さは、床から75〜85センチ程度。手すりは、簡単に取れたり抜けたりしないように、柱や壁の中には、下地材を取りつけ、ビスなどの金物を使って、しっかり取りつけることが肝心です。