TOTOも松下電工、大建とリフォーム市場などで営業・販売面を含めて提携している。ファインセラミックス分野においては、商品の大半は電子部品である。この分野では絶縁体セラミックス技術に定評の1兆円企業クルー・プの京セラ、セラミックコンデンサで世界一の連結売上6000億円弱の村田製作所など、大手が中心。今でも事業合併が積極的に行なわれる業界だ。次に、ご存知の方も多いかと思うが、かつて繊維産業が日本の基幹産業だった時代がある。1950年代初頭、売上高日本一の企業は東洋紡績だった。65年、就職情報誌調査による文科系男子大学生の就職人気企業のトップは東レだった。しかし今、その面影はない。2001年、世界の全繊維生産5023万tの半分以上を占める主力の化学繊維は2768万t。その3割弱の782万tが中国による生産で、日本はその2割にも満たない134万tだった。