発火する温度を引火点

2011.10.21

火を近づけたとき、発火する温度を引火点といいますが、木材の引火点は二四〇度から二七〇度です。これは木材そのものが燃えるのではなく、木材から出ているガスに引火して火がつくことを意味しています。火を近づけなければ木材の温度は上がり続け、自然に発火するのは四五〇度前後になったときです。これを発火点といいます。火に触れて引火したり、火事で周囲の温度が上昇したために自然発火すると、木材は酸素の供給がある表面から燃え始めます。

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そして約五〇〇度で炭化します。表面が炭化すると断熱材の役割を果たすようになり、木材から可燃性のガスが発生するのを抑えるようになります。木材の炭化速度は一分間に〇・六ミリから〇・七ミリほど。仮に二〇分間メラメラと燃え続けた場合、一二ミリから一四ミリが炭化する計算になります。薄い板は焼け落ちても、柱はまだしっかり建っており、家が一気に焼け落ちるまでには至りません。