二世帯同居のプランはどんなタイプが適切か

2011.09.30

二世帯同居のプランをつくる時には、たいていの人が、同居と言ってもお互いに面倒くさくない、親世帯・子世帯がはっきり分離している方が良いと考えています。二世帯をはっきり分けるという考え方は、プランの上では完全分離といいます。二階と一階、あるいはお互いに一階・二階メゾネットタイプで区切るなど、どこかではっきり境外壁があるのです。はっきり区切られた仕切りの中で、お互いに関係なく自由に暮らすことを考えれば、やはり完全分離を選ぶことになるのでしょう。二世帯同居のプランには、その他に完全同居があります。しかし最初から完全同居に踏み切る親世帯・子世帯はまずいません。そこで、最初は何のためらいもなく完全分離にしてしまうのですが、本当にそれで満足しているのだろうか?と疑問がおこりました。住まいづくりの相談室で相談をしながら設計された二世帯同居のプランは、ほぼ五〇〇にのぼります。その一軒一軒を訪ねて、同居後、両家族はどう暮らしているのかチェックして歩いてみました。その結果出て来た解答は、実に興味深い内容でした。全体の約八〇%が完全分離は失敗だったと答えているのです。具体的な理由をいくつかひろってみると、ごく当り前のことです。たとえば、年をとって精神的に気が弱くなった親世帯は、子世帯からやさしい暖かい言葉をかけてほしいと同居にふみ切ったのです。たまには可愛いい孫の顔も見たいと思っているはずです。ところが、同じ屋根の下に居るのに何日も声をかけない日が続くというわけです。一方、子世帯の方も同様、久方振りで友人と会食をする約束をしたお嫁さんが、姑さんに声をかけたら、親世帯は旅行に出かけていたというケースもあります。お互いに何のために同居したのかわからないと嘆いていました。ここで問題になるのは「同じ屋根の下」ということです。同じ屋根の下でなければお互いに声をかけ合わなくても、忙しいのだろうと、むしろいたわり合う気持になるから不思議です。それなのに、同じ屋根の下だと声をかけなくてもイライラするし、お互いにどんな暮らしをしているか思いうかべながら気になるのです。そこで、それならいっそのこと完全同居になさったら−というアドバイスは、すんなり通りません。気を使うことが多くなるから……と尻込みする人がほとんどです。それならばどんなプランが良いのか、いろいろと意見を述べてもらったところ、お互いにまったく別々に分離せずに、どこか一緒になれる所がほしいという解答が多かったのです。

[参考情報]
京成本線(実籾)の新築マンション一覧|SUUMO(スーモ)新築マンション
京阪本線(祇園四条)の新築マンション一覧|SUUMO(スーモ)新築マンション
京急本線(能見台)の新築一戸建て一覧|SUUMO(スーモ)新築一戸建て
京急久里浜線(北久里浜)の新築一戸建て一覧|SUUMO(スーモ)新築一戸建て
京王八王子の賃貸・部屋探し情報一覧|賃貸マンション・賃貸アパートはSUUMO(スーモ)賃貸