日本のクールな文化に誇りを持ち継承しよう

2011.10.14

「涼しい」という意味。かつて日本の家は、風土に立脚した意匠と構造を持ち、オーガニックな建材で編集されていました。木、土、紙。しぜんな除湿機能を備え、風の流れる家。顕著なのは京都の町屋。都市に集積した住まいでありながら、いかに季節と折り合うかという工夫が凝らされていました。エアコンをかけると廃熱でヒートアイランドが加速します。昔日の人々はどうだったのでしょう。たとえばスダレをかけたり、打ち水で風を通したのです。そういえばシックハウスの対策は、自然素材を増やし、換気を心掛けること。何のことはない往年の家じゃないですか。日本人はあらゆるシーンで美と道を発見する国民です。月を愛で、虫の声に感じ、お茶を飲む行為が道となってゆく。地球温暖化の対策のヒットは、ご先祖様に聞いてみたらどうでしょう。自然に対する畏敬や共鳴。高い精神性。エコロジーでサスティナブルなライフスタイル。やっぱり江戸時代ってロハスだったと思うのですが。温故知新。日本のクールな文化に誇りを持ち継承する。あるいはリデザインする。

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