グローバル化か進む世界のなかで、「日本人と不動産」の将来について、取り組むべき課題を四つほど挙げたいと思います。第1に、先進国の「相対的貧困化」と国内の二極化という環境下での住宅政策と、住宅市場のストック重視への転換という課題です。新規の持ち家を支援する財政・税制を、既存のストックを借りる借家ファミリー支援に切り替えるべきだと述べてきました。さらに住宅の「絶対的過剰」の時代にあっては、既存ストック
これからの日本の不動産を考える... の続きを読む
計画換気を実現するには、大別して、熱交換換気型と排気型と呼ばれる二つのシステムがあります。熱交換換気型は、排気と給気の熱を交換することで、換気のさいの熱の損失を防ぐシステムです。排気型は、排気だけ機械で強制的に行い、給気は居室につけられた給気口から自然に取り入れるもので、これらは、設定どおりに換気をコントロールするべく、全体の圧と各部位の排気量を調整する機能をもっています。しかし、どんなにシステム
計画換気を実現するには?... の続きを読む
ヒルサイドテラスでの一連の文化活動に対して、一九九八年度のメセナ大賞が授与された。代官山は渋谷、恵比寿から近いが、経済的に余裕のある若者と外国人が集う街である。デンマーク大使館やエジプト・アラブ大使館があることもあり、北欧、アジア、中東など国際的なレストランやショップが整然とある。ハウス・ウェディング風の挙式と披露宴ができる店も多い。街路樹のえんじゅの緑が、暮らしやすい都会の街の雰囲気を高めている
ヒルサイドテラスでの文化活動はメセナ大賞を受賞... の続きを読む
一棟を対象とした法律区分所有法は一九六三年四月一日から施行された。その後、八三年に大改定され、八四年一月一日から施行された。この改定で、条文数は三七条から七〇条になり、新たに、区分所有者団体、義務違反区分所有者などにたいする措置がもりこまれた。九五年三月、「被災区分所有建物の再建等に関する特別措置法」が制定・施行された。この法律は、区分所有法の特別法である。区分所有法に規定がない事項については、民
区分所有法の性格と問題点... の続きを読む
チェックポイントは、良心的な施工業者を選ぶことです。良心的な施工業者を探すには、友人・知人等で住宅を新築した人に聞くのが簡単で確実でしょう。ここで注意しなければならないことは、建築会社は同じでも、経営者が代わっていないかどうかです。施工業者を紹介されたらその業者から。過去に建てた住宅を聞き、その建主に会って見せてもらいます。信頼できる建築業者でしたら、年間数棟以上は建てていますから、自分の家の条件
良心的な施工業者を選ぶ... の続きを読む
皆さんご存じのように、日本では戦後、「個室重視型」の間取りが主流となってきました。その原点といわれるのが、昭和20年代後半に登場した「DK(ダイニング・キッチン)」です。もともとは、11〜13坪程度のごく狭い家で、食事室と寝室を分離するために生まれた間取りですが、住宅の面積が広くなるにつれて「LDK(リビング・ダイニング・キッチン)」に変わり、しかも「2LDK」「3LDK」といったふうに、LDKの
「個室重視型」から「共用スペース重視型」へ... の続きを読む
設計士だって人の子です。仕事が取れなければ、家族を養っていくことはできません。芸術家気取りで華やかな家づくりばかりを唱えたって、自分が2DKのアパート暮らしではシャレになりません。では、どうするのか?仕事のとれない設計士同士で、「欠陥住宅を守る会」みたいな会を作ります。そしてホームページや新聞で自分たちのグループの宣伝をして、「欠陥住宅に苦しんでいる方、どうぞご相談下さい。無料です」と装います。す
設計士だって人の子... の続きを読む
設計活動や住宅相談を通じて、さまざまな家族と接して感じることですが、以前と較べ自分のライフスタイルを大切にし、家族空間に対してもこだわりを持つ人が増えています。しかし、こと子ども部屋のことになると「子どもに必要だから」、「子どもが欲しがるから」、「個性を尊重したい」といった理由で子ども部屋を与え、そこに明確な親の意志を見ることができないのは非常に残念です。子どもの自主性の尊重やプライバシーの尊重は
我々が抱える、大きな課題... の続きを読む
二世帯同居のプランをつくる時には、たいていの人が、同居と言ってもお互いに面倒くさくない、親世帯・子世帯がはっきり分離している方が良いと考えています。二世帯をはっきり分けるという考え方は、プランの上では完全分離といいます。二階と一階、あるいはお互いに一階・二階メゾネットタイプで区切るなど、どこかではっきり境外壁があるのです。はっきり区切られた仕切りの中で、お互いに関係なく自由に暮らすことを考えれば、
二世帯同居のプランはどんなタイプが適切か... の続きを読む
昨今マスコミでよく話題に上る住宅分野のテーマに「欠陥住宅」があります。「一見すると普通の住宅だが、床をめくってみると、そこにはなんと信じられないような光景が……」といった類のテレビ番組です。後半はその欠陥をめぐって、建築の専門家や弁護士が買主と売主の交渉の間に入って熾烈な攻防が続く。そして責任追及を試みていく過程で、売った側の業者が覆面でテレビの取材を受けている最中に暴言を吐いたりするシーンを見た
極端に走る、間違ったマスコミの演出... の続きを読む